2024年7月からパリオリンピックが始まりましたが、誤審だらけで『誤審ピック』だなんて言われてしまっています。
日本以外でも誤審が多いようですね〜!
今回は、パリオリンピックの誤審についてまとめました!
日本以外の事例と、海外の反応なども見ていきましょう〜。
パリオリンピックは誤審だらけ?日本以外でも起きている?
今回のパリオリンピック、とにかく誤審が多いです。
それも、際どいジャッジというレベルではなく、明らかにおかしい判定が下されている印象です。
納得のいかない判定があまりにも多く、誤審だらけなので、
という新しいワードも生まれました。うまいですね笑。
もちろん、誤審は日本以外の海外でも起きているようです!さすが誤審ピック!
それでは海外の事例を見ていきましょう〜。
【誤審まとめ】海外の事例と反応を紹介!
海外で『誤審』だと話題になった試合を紹介します。
【柔道52キロ級女子】バブルファス VS 角田夏実
金メダルを取った、日本の角田夏実選手の準決勝の試合です↓
技をかけたスウェーデンのバブルファス選手が、3回目の指導を受け、反則負けとなってしまいました。審判に猛抗議していますが、判定は覆らず角田夏実選手が勝ちました。
両手を使って組み手を切る行為が反則になったようですが、審判の待てのタイミングが遅すぎると批判もあります。
日本びいきの私から見ても、バブルファス選手が可哀想で仕方ありませんでした。会場でも大ブーイングが起きていました。
I don’t get why Babulfath got a warning due to inactivity but not Tsunoda?
引用元:Ludvig Ekman
バブルファスは活動不足のため警告を受けたのに、角田は受けなかったのはなぜか分かりません。
Babulfath acabou de ser ASSALTADA pela arbitragem contra a Tsunoda. Uma lutaça no judô que a arbitragem manchou. Uma vergonha.
バブルファスは角田に対して主審から暴行を受けたところだった。審判が汚した柔道の試合。残念なこと。
引用元:MaxMarci0
主審の判定は、何か違和感があり、残念な感じでした。
【サッカー男子】アルゼンチン VS モロッコ
後半戦、2-1でモロッコがリードしていた試合です。
アディショナルタイムが16分も加算され、そのアディショナルタイム中に、アルゼンチンのクリスティアン・メディナ選手が同点ゴールを決めました↓
しかし、VARが入り、試合は中断。なんとその中断時間は1時間56分!約2時間も中断した末に、オフサイドの判定でアルゼンチンの得点は取り消しになってしまったのです。
その後、4分間試合が再開されましたが、結果は2-1のままモロッコが勝利となりました。
アルゼンチン側は、審判とパリオリンピックの運営側に激怒しています↓
"We’ve left the circus."
— Get French Football News (@GFFN) July 25, 2024
Argentina are furious at the organisation of the Paris Olympics after their defeat to Morocco. https://t.co/OtTwkknGWm
翻訳すると、
我々はサーカスを去った。
アルゼンチンはモロッコに敗れた後、パリオリンピックの組織に激怒している。
引用元:Get French Football News
この試合を『サーカス』と揶揄して批判していますね。
アルゼンチン代表のリオネル・メッシも、インスタグラムのストーリーに、不当という意味の『insolito』という言葉を載せていたそうです。
アディショナルタイムが16分もあったり、VARの中断が約2時間もあったり、確かにこれは普通の試合ではない、異例の試合で、審判はもう少しどうにか出来たのではないでしょうか。
【フェンシング】サンドロ・バザゼ VS モハメド・アメル
14-14の同点で、あと1ポイント取った方が勝利という状態の試合でした。
左側にいるジョージア代表のサンドロ・バザゼ選手が、勝利を確信し雄叫びを上げています↓
Georgian world number one fencer Sandro Bazadze refused to leave the piste and screamed at referee after losing #SandroBazadze #fencer #referee | El esgrimista número uno del mundo georgiano Sandro Bazadze se negó a abandonar la pista y gritó al árbitro después de perder |… pic.twitter.com/jmq3HyUAR9
— Bites Of Net (@BitesOfNet) July 28, 2024
しかし、すぐにビデオ判定となり、結果はエジプトのモハメド・アメル選手の勝利となりました。この判定に納得がいかないサンドロ・バザゼ選手は、主審に向かってめちゃくちゃ叫んで猛抗議しています↓
Sandro Bazadze scandal #escrime #fencing #Paris2024 #Bazadze pic.twitter.com/zmOIlY4cAA
— M2t4️⃣ (@jaguars4) July 27, 2024
しかし、主審は無視してそのまま会場を去ってしまいました。
サンドロ・バザゼ選手は主審の女性に対して『審判に殺された。オリンピック、公平はどこにあるのか?』と発言しています。
動画を見ると、私もサンドロ・バザゼ選手の方が先に相手に刺したように見えるのですが、どうでしょうか?
Si vede chiarissimo che la stoccata del georgiano xe andata a segno per prima. Giochi scandalosi e truffaldini. Prima la cerimonia woke trans ciccioni, ora arbitri non all’altezza.
引用元:Marco Furlan
ジョージア人の推進力が最初に着地したことは非常に明らかです。スキャンダルおよび詐欺的なゲーム。最初は脂肪がトランスジェンダーの儀式を起こしましたが、今では審判が基準に達していません。
Check the VAR, it was clear that sandro bazadze got the first hit !
引用元:Mahtab Mohandes
VARをチェックすると、サンドロ・バザゼが最初にヒットしたことは明らかでした!
やはり、審判の判定がおかしいと感じているようですね。
日本の誤審まとめ
おかしい判定は、日本の試合でもたくさんありました。日本の誤審も紹介したいと思います。
【柔道60キロ級男子】永山竜樹 VS ガルリゴス
パリオリンピックで、日本の最初の誤審といったらこの試合じゃないでしょうか↓
スペインのガルリゴス選手が、永山竜樹選手に寝技をかけ締めている時、審判が左手を上げて『待て』と言っているのに、ガルリゴス選手は止めずにそのまま締め上げました。
そして、永山竜樹選手は失神してしまい、ガルリゴス選手の1本勝ち。
『待て』に従わなかったガルリゴス選手に、審判は強制的に止めるべきだったし、1本勝ちの判定は明らかにおかしかった試合です。
【バスケットボール男子】日本 VS フランス
バスケのフランス戦↓
4点リードしていた日本ですが、残り10秒のところでマシュー・ストラゼル選手がスリーポイントシュートを打ちました。
それをブロックしようと、河村勇輝選手がジャンプして手を伸ばした瞬間に笛が鳴り、ファウルを取られてしまいました。
結果、これによってバスケットカウントを取られ、フリースローを決められ、延長戦に突入し負けてしまったのです。
しかし、河村勇輝選手はマシュー・ストラゼル選手に全く触れておらず、『世紀の大誤審』とまで言われました。
引用元:NumberWeb
画像を見ると、河村勇輝選手がファウルをしていないことは明白ですね。明らかに審判の判定がおかしい試合でした。
アメリカの大手スポーツ誌『スポーツ・イラストレーテッド』では、
『疑惑の笛が響く』
審判は日本の河村勇輝にファウルを宣告した。
ただし問題は、河村がストラゼル(フランス)に触れていないように見えたことだ。
引用元:スポニチ
と、記者が投稿しています。アメリカでもこのファウル判定はおかしいという見解のようですね。
【サッカー男子】日本 VS スペイン
サッカーのスペイン戦。
まず27分に、関根大輝選手のスルーパスに応えようと、右サイドの山田楓喜選手が抜け出します。
主審はこれをオフサイドと判定しました。しかし、横から見ていた副審はオンサイドと判断し、フラッグを上げていなかったのです。
映像で確認すると、これは明らかにオンサイドだったと言われていますが、副審より遠くにいた主審が、オフサイドとおかしな判定をしました。
さらに、40分に細谷真大選手が決めたこのシュート↓
ゴールが決まりましたが、VARが入り、この得点は取り消しとなってしまったのです。
海外サッカーに精通している『Football Legends』というメディアのジャーナリストは、Xにこのように投稿しています↓
Referee and VAR kayu. Is #Paris2024 football trying to purposely make sure #Spain win the men's gold by hook or crook by disallowing a legitimate #Japan equaliser?
— Gary Koh (@GaryKLH) August 2, 2024
翻訳すると、
審判とVARは問題だ。パリオリンピック2024のサッカーは、日本の正当な同点ゴールを認めないことで、スペインが男子の金メダルを確実に獲得できるように意図的にしているのだろうか?
引用元:Gary Koh
と、審判の判定がおかしいことを投稿しています。日本はスペインではなく主審に負けた。と言われた試合でした。
【柔道90キロ級男子】村尾三四郎 VS ベカウリ
また柔道です。決勝戦のこの試合↓
村尾三四郎選手の内股が決まって、ベカウリ選手が尻もちをつきました。1本か?と思うほどの技でしたが、1本どころか技ありのポイントすらありませんでした。
これはビデオ判定しないとおかしいレベルだと思いますが、ビデオ判定もなし。会場は大ブーイングでした。
結局、村尾三四郎選手は敗れ、銀メダルとなってしまいました。
最終的に勝敗を決めたのは、残り4秒の時にビデオ判定を行ったことで、ベカウリ選手が1本勝ちと判定されました。
村尾三四郎選手が技を決めた時は、ビデオ判定をしなかったのに、どう考えても不公平な試合だったと思います。
パリオリンピックの誤審まとめ
日本以外でも、『疑惑の判定』が多く、誤審だらけのパリオリンピックです。
海外の人の猛抗議を見ていると、日本人ももうちょっと自分の意思を主張した方がいいんじゃないかと、個人的には思ってしまいました。
人間が、瞬間を判断しないといけないので、どうしても誤った判定というのは出てきてしまうかと思います。これを防ぐには、もうAIの技術をバンバン搭載していくしか方法はないんじゃないでしょうか。
また、誤審をした審判は女性審判が多いような気がしました。
今回のパリオリンピックは『多様性』『平等』『ジェンダー』などをかなり意識しているかと思います。
その点から、能力が高い人から審判に選ばれたわけではなく、なるべく男女の数の比率を同じにするため、まだ実力不足の女性審判も選ばれてしまったっていうのもあるんじゃないでしょうか。
パリオリンピック残りの競技では、公正なジャッジをお願いしたいですね!
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