大谷選手の臨時通訳として話題のウィル・アイアトンさん。
彼の正体はまだあまり詳しくは知られていませんが、これまでどんな人生を歩んで来たのでしょうか。
ウィル・アイアトンさんの経歴は?
という訳で今回は、ウィル・アイアトンさんの経歴について詳しく調査してみました!
どうやら、マエケンの通訳をしていたみたいですね。それでは見ていきましょう〜。
ウィル・アイアトンの経歴を時系列で紹介
1988年 東京で生まれる
ウィルさんは、東京生まれの東京育ちなんだそうです。
母親はフィリピン人ですが、父親は日系アメリカ人という事なので、昔から日本に住んでいたようですね。
子供の頃から野球が大好きで、野球少年だったそうです。
さあ、ここからウィルさんの野球人生が始まります。
2007年6月 ミッド・パシフィック高校卒業
高校は、ハワイの高校でした。元々メジャーリーガーになることが夢だったウィルさん。アメリカ本土に行く前に、1つのステップとしてハワイに行かれたんだとか。
高校時代は野球部のレギュラーで、ポジションはピッチャーとサードだったそうです。
2008年 メンロー大学入学
アメリカでは、春のシーズンが終わると、学校の野球チームが一度解散するので、夏は自分でチームを探さないといけないそうなんです。
なので、大学時代の2008年〜2012年の4年間は、毎年夏休みにロサンゼルスやアイダホで開催される『サマーベースボールリーグ』に参加していたそうですよ。
そして、ここからの活躍がすごいんです!
2011年4月の大学3年生の時に、『トップ・アカデミック・アスリート賞』を受賞。
2012年4月の大学4年生の時に、『コリス・スチーア賞』を受賞。
と、メンロー大学のスポーツ部の中でナンバーワンになったのです!賞もらいまくりですね。
とどめには、2012年5月の大学を卒業してから、『メンロー大学卒業生の中での最優秀賞』も受賞しました。
卒業してからも賞をもらえちゃうという、とんでもなく優秀な選手だったようですね。
2012年11月 第3回 WBC出場
引用元:YouTube
ウィルさんは母親がフィリピン人、父親はアメリカ人と日本人のハーフという事で、フィリピンの国籍も選べます。
フィリピン代表がトライアウトを行うという事を知り、受験したところ見事合格した為、フィリピンの代表選手としてWBCに出場しました!WBCに出てたとは、ビックリですね〜。
ポジションは、内野手ということしか分かりませんでした。高校時代と同じサードだったのでしょうか。
フィリピンはWBCに出場するのが初めてで、結果は惜しくも予選敗退となりました。『台湾戦の打席は、サードゴロでした・・・』と苦笑いしていたようです笑。
2012年12月 IBAF アジアカップ出場
フィリピン、日本、台湾、韓国、中国、パキスタンが出場したアジアカップ。フィリピンは1勝しか出来ず、5位という結果でした。
フィリピンはまだ野球発展途上国という感じで、実力はまだまだのようですね。
ちなみにこの時、日本は全勝して優勝を決めています。
2013年2月 テキサスレンジャース入団
引用元:YouTub
2月〜9月までマイナー契約で入団しました。相手チームや自分のチームを撮影して分析する、ビデオコーディネーターも兼任されていたみたいです。
しかし、良い成績が出せずクビになってしまったようです・・・。『自分の限界を感じました。』と現役を引退されました。
ウィルさんのメジャーリーガーになる夢は終わってしまいました。大学時代の成績は優秀でしたが、そんな人でもやっぱりメジャーに行く事は、とんでもなく難しいということですね。
今メジャーリーグで活躍している日本人は、相当すごいですよね!
2014年2月 田中将大選手の通訳になる
なんとウィルさんは、マー君の通訳もされていたんだとか!
といっても直接付き添っての通訳ではなく、田中選手の人物像についての記事を英語で書いたそうです。
野球選手として現役を引退した後、日本に戻ったウィルさんは、田中選手がニューヨークヤンキースに入団するタイミングに、ニューヨークタイムスから田中選手について紹介してほしいというオファーが来たんだとか。
ここから選手ではなく、違う形で野球に携わる道へと進んでいきます。
2015年 よしもとクリエイティブ・エージェンシー入社
えっ、よしもと!?とビックリしたかと思いますが、お笑いの方じゃなく、スポーツ選手のマネジメント部門の仕事だそうです。
吉本興業は、スポーツビジネスにも力を入れており、青木宣親選手がメッツに在籍していた頃も、よしもとのサポートを受けていたんだとか。
吉本の駐在スタッフが住居や子供の学校探し、遠征中の家族のサポートまでしてくれる。野球に集中できる環境を作ってくれるので助かる。
引用元:日経ビジネス
と、青木宣親選手は語っていました。
あの『村神様』ことヤクルトの村上宗隆選手も、よしもとに所属しているそうです。知らなかった〜。
ウィルさんは通訳も出来るし、野球の経験も知識も豊富という事で、メジャーリーガーのサポート役の仕事は適任ですね。
2016年 ドジャース前田健太(マエケン)の通訳になる
『マエケン』こと前田選手がドジャースに入団するタイミングで、今度は前田選手の通訳のオファーが来たので、ウィルさんは再びアメリカに戻りました。
2016年から3年間、前田選手の通訳を務めました。前田選手からは『ウィリー』という愛称で呼ばれ、2人はとても仲良しだったんだとか!
ウィリーと前田選手の仲はどんな感じだったの?
2人の仲良し関係が分かる映像をお見せ致しましょう〜↓
前田選手のインスタに、ウィルさんがドッキリを仕掛けられる動画がアップされていました。『ウィリーを驚かすシリーズ』といって、7回も仕掛けられています笑。
一緒にトレーニングもよくしていて、こんなにノリノリな日も↓
ウィルさんは真面目そうですが、こんな陽気な一面もあるんですね〜。前田選手に完全に心許してる感じが伝わります。2人が仲良しで、友達みたいな関係なのがよく分かりますよね。
そしてそして、実はこんなクソ面白いキャラでもありました笑。
ドジャースのミーティング中に、180キロのデッドリフトを持ち上げられるか?という奇跡の瞬間を撮った動画みたいです。チームメイトのみんなが爆笑してますね。
このパフォーマンスに、このコスチューム笑。ウィルさん芸人ばりに体張ってますねー。もう笑いすぎて涙出ました私。キレキレすぎでしょ笑。
こうやってみんなを笑わせて盛り上げてくれる人がいると、チームの雰囲気もすっごい良くなりますよね。ウィルさんはドジャースにとって欠かせない大事な存在であることは間違いないです。
また、前田選手がメジャーに来て初めての年で、なんとドジャースは地区優勝しました。ルーキーで優勝を経験できるなんて、なかなかすごい体験ですよね・・・。
前田選手自身も、16勝 (9敗)という好成績も残しました。渡米して初めての年で生活も慣れない中、こうした結果を出せたのは、通訳であるウィルさんの支えが大きかったに違いありません。
言葉やデータ分析のサポートだけじゃなく、前田選手の友人として、メンタル面もサポートしてくれる心強い存在だったのではないでしょうか。
ウィルさんの功績はすごいですね!こんな面白いブレーンが側にいたら、頑張れますね笑。
2019年 ドジャースの3Aコーチになる
前田投手に分析したデータを説明しているうちに、段々とそうした分野に興味を持つようになったというウィルさん。
ドジャースの3Aで、データコーチを募集しているのを知ったウィルさんは、前田選手から許可をもらい、コーチに転身することになりました。
野球はデータ分析がかなり重要で、最近はAIを活用して、データ分析をして戦術を練ったりしていますよね。
ドジャースではかなり最先端のデータ野球を取り入れているようで、勝率も良いようです。その超重要なデータ分析の担当をしているのがウィルさんなんです。
相当頭がキレる人じゃないと務まらない仕事ですよね〜。データ分析がチームの勝敗を左右するといってもいいくらいですもんね。
ということで、チームの頭脳となるコーチに就任しました。
2020年 3Aからメジャーに昇格
コーチになった翌年、ドジャースの3Aからメジャーに昇格しました!
選手ではなくコーチとして、メジャーに行くという長年の夢をついに叶えたのですね!
ドジャース編成部の、パフォーマンス・オペレーション担当として、データや分析結果をコーチや選手に伝える仕事や、選手の育成、能力開発の仕事をしていました。
2022年には主任に昇格しました!前田選手の通訳からの快進撃が止まりません。バリバリ仕事に邁進してキャリアを積んでいっていますね〜。
やっぱりウィルさんは優秀な方だったんですね。見るからに頭が良さそうな顔してますもん。
2024年 大谷翔平選手の臨時通訳になる
引用元:X
そして大谷翔平選手の通訳だった水原一平さんが解雇され、2024年3月21日にウィルさんが臨時通訳として任命されました。
データ分析も出来て野球に精通しているウィルさんなら、大谷選手も心強いのではないでしょうか。
ちなみにウィルさんの通訳の腕前の評判はこんな感じです↓
ウィルさんの人柄も最高なので、大谷選手と気が合いそうですよね〜。キャラも面白いし笑。
ウィルさんを調べていくうちに、ウィルさんの大ファンになってしまったので、個人的に今後も大谷選手と一緒に表舞台に出てほしいな〜。
もっともっとウィルを見たい!笑。
今後の活動は?大谷翔平の専属通訳?
今後、このまま大谷選手の通訳として続けていくのかはまだ未定となっておりますが、もうMLBのシーズンは始まってしまいましたからね。
コロコロと通訳を変えるのこともなさそうなので、とりあえずはシーズンが終わる2024年10月頃までは大谷選手の通訳として活動するんじゃないかと思います。
シーズンが終わる頃、大谷選手とウィルさんの絆が深まれば、今後もずっと大谷選手の右腕として活躍することもあり得ますよね。
しかしウィルさんは壮大な野望も持っています。2023年のインタビューでは将来の夢について、
まだまだ経験や知識は足りないですけど、いつかGMになってみたいですね。
引用元:YAHOOニュース
と語っています。
ゼネラルマネージャーというと、チームの経営や企業戦略に携わる、かなり重要な役職ですが、CEOと呼ばれる最高責任者ほどの決定権はない。って感じですかね。
日本で言う社長と部長だったら、部長クラスみたいな。
主な仕事内容は、
GMはさまざまな会見で積極的にメディアに登場する球団の顔でもあり、球団を統率するカリスマ性、経営感覚、契約更改やトレードにおける交渉力、選手の能力を見極める眼力、種々のデータを分析する統計学的センスなど総合的な能力が求められる。
引用元:Wikipedia
だそうです。GMってすごい役職なんですね。球団の経営はGMにかかってますね。
色々な能力が長けてないと難しそうな仕事ですが、ウィルさんならいつかGMまで登り詰めそうですね!
まとめ
今回は、大谷翔平選手の臨時通訳であるウィル・アイアトンさんの経歴について調査してみました!
子供の頃から野球を続けてきたウィル・アイアトンさん。
野球選手としてメジャーリーグでプレイする夢は叶いませんでしたが、引退後は通訳やコーチとして、メジャーリーグの世界で選手を支え活躍していることが、すごい人だな〜!と感心致しました。
マエケンさんの通訳時代の面白いキャラが、私的にはヒットどころかホームランて感じだったので、今後もウィル・アイアトンさんの活躍を見ていきたいです!