古古古米どんな味?家畜の餌レベルは本当?専門家や世間の声まとめ

当ページのリンクには広告が含まれています。
古古古米どんな味?家畜の餌レベルは本当?専門家や世間の声まとめ

米の高止まりが止まらず、政府がいよいよ備蓄米を放出することを決めました。

やっと米が安くなって流通するのか〜。と、ホッとした気持ちもありますが、気になるのは放出される古古古米の味!

家畜の餌だなんて言われていますが、一体どんな味なのか?

今回は、古古古米の味について、専門家や世間の声をまとめてみました!


Sponsored Link
目次

古古古米の基本情報!価格や販売場所は?

古古古米とは?

古古古米とは、ざっくり言うと新米ではない古いお米のこと。

2025年現在から見ると、

  • 2023年度に収穫された米→古米
  • 2022年度に収穫された米→古古米
  • 2021年度に収穫された米→古古古米

と、1年古くなるごとに『古』の漢字がつけ足されます。

今回放出される備蓄米は30万トン!

古古米(2022年産)が20万トン、古古古米(2021年産)が10万トン放出されるそうです。

2021年のお米となると、だいぶ古いですね。ちょっと抵抗が…。

ちなみに古古古米の読み方は『コココマイ』です。私は初めて聞いた言葉だったのですが、舌噛んじゃいそうな名前ですね笑。

価格はいくら?

古古古米の放出を決めた、農林水産大臣の小泉進次郎の顔画像
引用元:shinjiro.koizumi

農林水産大臣の小泉進次郎さんによると、

  • 古古古米(2021年産)→5キロあたり1800円
  • 古古米(2022年産)→5キロあたり2000円

くらいの価格になるそうです。当たり前ですが、古いお米の方が安いですね。

価格はだいぶ下がりましたが、かなり古いお米なので品質は良くないですね、きっと。

安くても美味しくなかったら、買うのには抵抗ありますよね〜。

販売場所は?どこで買える?

農林水産大臣の小泉進次郎さんは、

とSNSで発信しています。

スーパーやお米屋さんだけでなく、ファミマ、アイリスオーヤマ、ドンキ、イオン、楽天なども参入して販売する見込みなので、これからかなり流通して手に入りやすくはなるかと思います。

家畜の餌ってどういうこと?

農業経済学者の小川真如さんは、古古古米について、

農業経済学者の小川真如さんの顔画像

そもそも食用として流通されることがほとんどなく、家畜の飼料となるのが一般的です。

私も食べたことがない。

画像引用元:中公新書

と語っています。

通常、備蓄米は5年程度を備蓄期間と決められているようで、5年経って使われなかった備蓄米は、家畜の餌に使われるそうです。

国民民主党の玉木雄一郎さんが『1年経ったら動物の餌になる米』と発言して炎上していましたが、それだけ人間が食べるには品質が悪い米だというわけですね。


Sponsored Link

専門家の感想まとめ!

専門家の方は、古古古米の味についてどのような意見を言っているのでしょうか。

米流通評論家 常本泰志さん
米流通評論家の常本泰志さんの顔画像

古古古米の味は、えげつないぐらい違うと思います。

古古古米が玄米の状態なら油がある。油が酸化していく。

削っても精米段階で古米臭はしている。

においでおいしくなく感じる人はいるので、炊飯器開けた時のにおいが“違う”っていうふうに感じると思うレベル

画像引用元:Rice

古古古米は、においの段階で普通のお米とは違うようですね。古米臭とは、油っぽくて少し鼻につくような特有のにおいだそうです。

お米を炊いたときに臭かったら、食べる気は失せますね…。

新潟大学の特任教授 三ツ井敏明さん
新潟大学の特任教授である、三ツ井敏明さんの顔画像

新米と古古古米の炊飯時の香り成分を、ガスクロマトグラフ質量分析装置で分析しました。

古古古米においては、新米に比べて、いわゆる“古米臭”として知られているヘキサナールを始めとした成分の酸化が進んでいるということが見えてきた。

食べてみた感じとしては、それほど大きな違いはない。

精米した後すぐに炊飯すれば、それなりのおいしさがある

画像引用元:研究者総覧

新潟大学の特任教授である三ツ井敏明さんが、新米と古古古米を科学的に分析したところ、古古古米は酸化が進んでいることが判明したので、古米臭のにおいは確実にあるようです。

味は、精米した後すぐに炊飯すればおいしさはあるようですが、香りも超重要ですよね〜。


Sponsored Link

世間の感想まとめ!

農家関係者の声

実家が農家だったという方々は、

『とにかく臭い』

『発泡スチロールみたい』

『炊くと黄色っぽくなる』

というとても食えたもんじゃない味という声と、

『そんなにまずいとは思わない』

『食べ方次第』

という声がありました。

味が気になる人は、もち米を混ぜて炊くと美味しくなるという貴重な意見もあったので、どうしても食べれない人は試してみるのもアリですね。

一般の声

古古米でも、

『味がない』

『食感が悪い』

『精米したてでもまずい』

と感じるようなので、古古古米はそれを上回るレベルで味が悪いということが想像できます。


Sponsored Link

結論:古古古米の味は、決して美味しいとは言えない。

普通に考えたら古いお米なので、そりゃ味や風味は確実に落ちるかと思います。

専門家や世間の感想を見たところ、大多数の人は古古古米の味はまずいと感じていることが分かりました!

舌がめちゃくちゃ肥えてる人だったら、家畜の餌だと感じるレベルだと言っても過言ではないのかもしれません。味気のなさにどれだけ我慢できるかと、あとはにおいとの勝負といったところですね。

私個人的には、普通のお米と古古古米がどれだけ味が違うのか、すごく興味があるので1度は食べてみたいなと思いました。

ご飯が炊けた時の、あの甘い香りが個人的に大好きなもんで、古米臭のにおいに耐えられるかどうか。そこがちょっと心配です…。

食べ方次第ではいけるという声もあったので、カレーやチャーハンなど味の濃い料理にしてごまかすか、もち米を混ぜて古古古米のパンチを弱くする作戦もいいかもしれません。

実際に古古古米を購入したら、味についてレビューしたいと思います!

Sponsored Link
  • URLをコピーしました!
目次