トレパク疑惑で炎上中のイラストレーター江口寿史さん。
騒動の発端であるルミネ荻窪のポスターだけじゃなく、Zoffやデニーズなどの企業のイラストもトレパク疑惑が…。
今回は、江口寿史さんが手掛けた企業案件と対応について一覧にしてまとめてみました。
【トレパク疑惑】江口寿史の企業案件&対応一覧!
どんどん出てくる江口寿史さんのトレパク疑惑。
2025年10月8日現時点で、トレパク疑惑がある企業案件を一覧にまとめました。各企業の対応についても触れてみます。
ルミネ
今回の炎上のきっかけとなった、ルミネ荻窪で開催される『中央線文化祭』のメインビジュアルを江口寿史さんが担当。
引用元:江口寿史
モデルとなった金井球さんが、勝手に自分の写真が使われているとルミネに抗議したことでトレパクが発覚。
告知ビジュアルに関して、必要な確認をおこなった結果、制作過程に問題があったことを重く受け止め、該当ビジュアルを今後一切使用しないことといたします。
引用元:YAHOOニュース
と、2025年10月6日にルミネ荻窪が発表し、予定していた江口寿史さんのトークショーも中止に。
金井球さんからは写真の使用許可が得られ、使用料の支払いも完了しているとのことです。
Zoff
Zoffは、2018年のキャンペーン企画で江口寿史さんのイラストを起用。
引用元:Zoff_INFO
右側男性のモデル本人が、Xで『これ俺も多分やられてるんだよなあ』とツイートしたことでトレパク疑惑が発覚。
事実関係を精査しております。確認が取れ次第、改めてご報告いたします。
引用元:Zoff
と、2025年10月4日にZoffが公式サイトで発表しました。
デニーズ
デニーズは、1992年〜1997年に江口寿史さんのイラストを、ポスターやメニューブックに起用。
引用元:パナマ文書EX
ファッション雑誌の新木優子さんをトレースしたイラストであるとトレパク疑惑が浮上。
その制作過程を現在確認作業中でありますが、本件が与える影響を鑑み、当社ブランドでの江口寿史氏デザインのイラストの広告等媒体物につきまして、使用を控える対応を取らせていただくことといたしました。
引用元:デニーズ
と、2025年10月6日にデニーズが公式サイトで発表しました。
資生堂
資生堂は2018年7月に、『夏を楽しむ純白ガール』という企画で江口寿史さんのイラストを起用。
引用元:zob
ファッション雑誌『non-no』のモデルをトレースしたのでは?と疑惑が出ています。
2025年10月8日現時点では、資生堂から対応についての公式発表はありません。
EDWIN
EDWINは、2019年~2020年に『ジーパン女子』という企画で江口寿史さんのイラストを起用。
引用元:ネジヤマ 株式会社エドウイン
当時『non-no』のモデルをしていた、女優の杏さんがLevi’sのジーンズを履いた写真をトレースしたと疑惑が出ています。
リーバイスもエドウィンも、ジーンズブランドの巨塔です。リーバイスのデニムをトレースして、エドウィンのイラストにしてしまうとは、かなり攻めていますねw
SNS上の指摘は認識しているものの、コラボ企画として販売した時期がおよそ5年前のものであることなどからコメントを控える。
引用元:弁護士ドットコムニュース
とEDWINは声明を出しているようです。
桜美林大学
桜美林大学は、2009年からパンフレットに江口寿史さんのイラストを起用。2023年から江口寿史さんとのコラボグッズを販売していました。
引用元:zob
しかし、2009年に『non-no』に掲載された、新垣結衣さんの写真をトレースしたと疑惑が。
諸般の状況をふまえ、当該イラストについては利用をとりやめるほか、オンラインストアの商品の販売は停止する予定
引用元:JCASTニュース
と、2025年10月6日に桜美林大学が声明を出しているようです。
トレパクしたか不明だけどコラボしている企業!
現時点でトレパク疑惑はありませんが、江口寿史さんとコラボしている企業を紹介します。
セゾンカード
引用元:ウルオイ
セゾンカードが江口寿史さんのイラストを起用していた正確な時期は分かりませんでしたが、2014年〜2019年まではイラストが使われていたことが確認できました。
当社で使用している江口寿史氏のイラストにつきまして、現在、事実関係の確認および精査を進めております。
引用元:SAISON CARD
と、2025年10月7日にセゾンカードが公式サイトで発表。
トレパクしたとネットで特定はされていませんが、江口寿史さんのイラストは各企業でたくさん起用されてきているため、今後セゾンカードのように対応する企業は多いのではないでしょうか。
Gibson
Gibsonは、2024年に130周年を記念して江口寿史さんのイラストを起用。
ポスターやオリジナルグッズを販売しました。
江口寿史が描く、ギブソン130周年記念アートワークの第二弾フライングVが登場!
— ギブソン・ジャパン (@GibsonJapan) October 18, 2024
特設サイトのリニューアルとともに、限定グッズの受注販売スタート!
詳細▶ https://t.co/YY9eXRwfPt@Eguchinn#江口寿史 #gibson #gibson130 #ギブソン #マイギブソン pic.twitter.com/rhE6znTcn2
2025年10月8日現時点では、Gibson側からは何も発表はありませんでした。
今後どうなる?訴訟の可能性は?
江口寿史さんがモデルに無断でトレースし、商用としてイラストを作成していたとなると、
- 写真の著作権の侵害
- モデルの肖像権の侵害
などの点から、訴訟が起きてもおかしくありません。
そうなると、江口寿史さんを起用した企業側の責任も問われるかと思います。江口寿史さんだけの問題ではなく企業にとっても大問題です。
現時点では、訴訟が起きたと正式な発表はありませんが、各企業は対応に追われています。
SNSの発展により、『ネット特定班』なるものがすぐに過去の疑惑を暴いてしまう時代です。
調査したところ、江口寿史さんのトレパクしたであろう元ネタは、ファッション雑誌のモデルが多い気がします。特に『non-no』が多かったです。
江口寿史さんのイラストは、洗練された現代のファッションで、リアルな表情やポーズをしたオシャレな女の子を描くことが特徴的でした。
それが売りだったのに、ファッション雑誌のモデルを丸ごとトレースしたイラストだったとしたら…。江口寿史さんの味が全く出ていないイラストだったわけで、残念すぎる話です。
まとめ
今回は、江口寿史さんが手掛けた企業案件と対応について一覧にしてまとめてみました。
私が調査したところ、トレパク疑惑がある企業は6社あり、トレパクしたか不明だけどコラボした企業は2社ありました。
超売れっ子イラストレーターの江口寿史さんですから、これまでコラボしてきた企業は他にもたくさんあるかと思います。
2025年10月8日現時点では、江口寿史さんから説明もなければ謝罪もない状況なので、今後きちんと事実を明らかにしてほしいですね。
